シャイニングネタバレラストの結末は?意味を考察で見える怪奇現象の理由とは?

『シャイニング』のあらすじはとても有名ですが、ラストの意味については複数の解釈があることをご存知でしょうか?

 

映画最後までのあらすじをネタバレありで紹介しつつ、結末についての解釈も含めてラストシーン意味を考察していきたいと思います。

 

もちろん『シャイニング』は1980年に公開された作品であり、ある意味殿堂入りした作品ではありますが、未見の方やあらすじ、考察ともにネタバレは見たくないという方のためにネタバレアラートは出しますので、ご安心ください!

 

「シャイニング」ネタバレなしのあらすじ

 

冬季は豪雪のため閉鎖される展望ホテル。

小説家のジャック・トランスは妻ウェンディ、息子ダニーとともに冬季管理人を引き受けホテルにやってくる

 

面接時に支配人のアルマンから管理人に必要な資質として、5ヶ月間雪に閉ざされた孤独な世界に耐えられないといけないことを告げられていたジャック。

実は以前の管理人グレイディは孤独に精神を蝕まれ、妻と二人の娘を斧で惨殺、本人も自殺したことを知らされるも、ジャックは小説を書くための時間が欲しかったから問題ないと一蹴していた。

 

支配人アルマンから管理人の仕事について両親が説明を受けている間、ダニーは料理長のハロランにアイスクリームをご馳走してもらうが、ダニーとハロランは言葉を交わさなくとも意思の疎通ができる様子であり、ダニーはハロランに「237号室は怖いの?」と聞くと、「あそこには近寄るな」というハロラン。

“シャイニング”という超能力を持つダニーには、ホテルに入るなり水色の服を着た双子の少女や、大量の血が流れてくるエレベーターホールなど禍々しいものが見えていたが、母にも告げられないでいた。

ホテルの従業員も去り、家族3人だけの生活が始まるのであった。

 

↓ この先ネタバレがありますので、注意してください ↓

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「シャイニング」ネタバレ

大量に備蓄してある食材で料理を作るウェンディに、ホテル内を三輪車で駆け回って遊ぶダニー。

二人はホテルでの生活にも慣れ、ホテルの庭にある巨大迷路で遊んだり、それなりに満喫しているが、ジャックは小説が書けないことに、だんだんと焦りが出始めてきていた

ある日ウェンディが仕事中のジャックに食事の時間を知らせに行くと、せっかくの集中力が途切れたと激怒したジャックは、自分が仕事をしている気配があるときは絶対に話しかけるなとウェンディに言い放つ。

雪がどんどん降り積もり、辺り一面を覆い始めると電話が通じなくなっていることにウェンディが気づき無線で森林警備隊に連絡すると、雪のせいで断線していること、雪の間はなおせないこと、万が一の時のために無線は繋げたままにしておくことを勧められる。

ダニーがいつも通り三輪車で駆け巡っていると水色のワンピースを着た二人の女の子たち、さらにその二人が惨殺されている幻影を見てしまい恐怖に駆られるが、実在しないことを自分に言い聞かせて、なんとかやり過ごす。

 

その間にもジャックはどんどん精神的に追い詰められていき、幻影を見た不安から息子のダニーが発した何気ない一言にも過剰反応して、自分に対して陰口が言われてるのではないか被害妄想を高める。

うまくいかない仕事の最中にうたた寝したジャックはダニーとウェンディを斧で惨殺する夢を見てうなされ、様子を見にきたウェンディにすがりつくが、ボロボロになったダニーがその場にやってきて、ジャックがダニーをひどい目に合わせたと疑い非難してダニーの手当てをする。

 

濡れ衣を着せられたことに怒りを感じたジャックは、ホテルのバーへ行くと、いるはずがないバーテンダーがおり、ジャックの名前を呼びかけ、酒を勧め、ジャックはその酒を飲んでしまう。

 

その頃マイアミで冬休みを過ごしていた展望ホテルの料理長ハロランは”シャイニング”の能力でホテルで危機的なことが起こっていることを察知しホテルに電話すると電話は不通。

慌てて森林警備隊に無線で連絡を取ってもらうようにすると、連絡が取れないことを聞かされ、記録的な大雪となっている展望ホテルへと大急ぎで向かうのであった。

 

どうもダニーを襲ったのはジャックではなく、237号室にいた女だということを聞き出したウェンディがジャックに慌てて見に行って欲しいとお願いし、ジャックが237号室に向かうと裸で入浴している若い女がおり、ジャックに近づいてキスをしたので、応じたジャックが背中を抱きしめるとボロボロに腐乱した中年女へと変わっていた。

ウェンディの元へ戻ったジャックは237号室には何もなく、ダニーは精神的に危ういところがあり自分で傷をつけた可能性も鑑み医者に見せる必要があることなどを言うと、涙にくれるウェンディが仕事を途中でやめてもボルダーに戻ろうと訴えると、ジャックは仕事の邪魔ばかりするとウェンディを怒鳴りつけ、またもバーへと向かう。

 

バーではパーティーをやっているらしく、多数の出席者が楽しそうに過ごしており、一人のウェイターがすれ違いざまにジャックの服を汚してしまい、トイレで汚れを落とすことになる。

ウェイターの名前はグレイディと言い、ジャックが以前このホテルの管理人をやっていたグレイディかと聞くと、そういった記憶はないが、ジャックの息子ダニーが外部の人間をホテルに引き入れようとしていること、自分のいうことを聞かない悪い子どもは「しつけ」をする必要があり、自分も以前に妻子を「しつけ」たことがあると述べる。

グレイディの話を聞いたジャックは無線機を壊しに行き、さらには外へ行くのに必要な雪上車も運転が不可能な状態にしてしまった。

 

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「シャイニング」ネタバレ!ラスト・結末はどうなる?

 

どこかへ行ってしまったジャックを探しにウェンディがジャックの仕事場に行くと、「All work and no play makes Jack a dull boy.(仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う)」という文章のみ大量に書かれた原稿を目にしてしまい、ジャックの精神が完全に壊れてしまったことを悟る

そこへ現れたジャックに詰め寄られ、ウェンディは恐怖のあまりに木製バットで気絶させ、鍵のかかる食糧貯蔵庫に閉じ込めることに成功。

意識が戻ったジャックに扉の外から雪上車でダニーと二人で脱出するというウェンディだが、すでにジャックに無線と雪上車を壊された後だったことを知らされ途方にくれる。

 

疲労困憊したウェンディが部屋で寝ていると、「レッドラム」と呟き部屋に「REDRUM」という文字を書くダニー、目を覚ましたウェンディが鏡ごしにその文字を読むと「MURDER(殺人)」となり、ウェンディは悲鳴をあげる。

 

その頃ハロランは雪上車に乗って展望ホテルへ到着するや否や、地下食料庫からなぜか出ることができたジャックがハロランを斧で襲いかかり殺害し、妻子を狙い動き出す

またウェンディはハロランの死体を目撃してしまい、慌てて自室に戻って施錠したところで斧を手にしたジャックがやってきて斧でドアを打ち破る。

なんとかダニーをバスルームの小さい窓から逃げださせ、ウェンディはジャックに包丁で対抗すると、ジャックはダニーを追って雪の中へ飛び出していく。

巨大迷路を逃げるダニー、雪上に残る足跡から追跡するジャック。

ダニーは逃げる中で機転を働かせ足跡が残っているところを利用してジャックを撹乱することに成功して逃げのび、母ウェンディのもとへたどり着き、二人でハロランの乗ってきた雪上車でホテルを後にする。

追跡のすえ力尽きたジャックは、翌朝には迷路で凍死

ホテルのバーに飾られていた写真には開業当時の写真が飾られていたが、なぜか1921年の舞踏会の写真の中央に手を広げるジャックの姿が写し出されていたのであった。

 

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「シャイニング」ラストシーンの意味を考察

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小説版のシャイニングと違い、映画版は見る人によって解釈が別れる作品となっています。

映画版ではダニーを捕まえられなかったジャックが凍死していますが、小説版では妻子に置き去りにされたジャックは、ホテルのボイラーが爆発した結果にホテルもろとも焼け死んでしまいます。

 

違いの大きなポイントとしては、ジャックの狂気の発露の元の描写です。

原作版ではもともと多くの問題は抱えていた小説家ジャックが、忌々しいホテルの場の持つ邪悪さに精神を乗っ取られていき、なのでジャックの死に方としてもホテルとともに滅びます。

映画版では、もちろん同じくホテルでの怪異現象なども描写がありますが、ホテルそのものの邪悪さに取り込まれていったのか、スランプのあまり精神を病んだ小説家が妄想をこじらせて狂気に飛び込んでいったのかが曖昧な描写となっています。

 

また1921年の写真にジャックが登場することも、解釈が分かれるところです。

ひとつの見方としては、ホテル開業以来から、何度もジャックが生まれ変わっては展望ホテルに導かれて惨劇を起こすというもの。

その証拠に、バーテンダーもグレイディも名乗っていないのにジャックのことをよく知った様子で、また「トランス様」と名字で呼ぶため、名前は前世ではジャックではない可能性もあることなどを示唆しているというもの。

 

もう一つは、ジャックが「仲間」としてホテルに完全に取り込まれたことを示唆しており、映画の途中でパーティーなどをしていた多数の亡霊の一員になったということを表しているというもの。

 

どちらの解釈にせよ、ジャックがまた生まれ変わって新たな惨劇を起こすか、別の管理人が新たな惨劇を起こすことも予想されますので、あのホテルが残っている限り禍々しいことが起こることは間違いなさそうです。

 

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シャイニングネタバレラストの結末は?意味を考察!まとめ

ここまで『シャイニング』の最後までのあらすじをネタバレなしで見てきました。

妻子襲撃の結末が凍死となったことで、主人公が精神を狂わせていくきっかけがホテルそのものにあるのか、スランプにより自ら妄想をこじらていったかという、きっかけに複数の解釈があること、またラストの写真により複数の解釈があるという考察をご紹介してきました。

 

ネタバレなしであらすじは紹介しましたが、映画『シャイニング』の素晴らしさは、隅々までキューブリック監督の美意識が行きとどいたシンメトリックな構成や、美術、恐怖を煽る映画音楽や、何と言っても主演のジャック・ニコルソンを始めとした役者陣の素晴らしい演技にこそ映画の価値があります。

気になった方は、ぜひご覧になって損のない作品だと自信をもってお勧めします!

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