この記事では「耳をすませば」のあらすじを簡単に短く要約し、結末までのネタバレをご紹介しています。
ジブリの人気作品「耳をすませば」は爽やかな雫と聖司の恋に胸キュンした方も多かったのではないでしょうか?
今年に入り「耳をすませば」の実写版の公開が決定。
そこで気になったのが、どんなあらすじで、雫と聖司の恋の結末はどうなったのかという事です。
「耳をすませば」を見ていなかった人にも、物語の内容が分かるよう簡単に短くまとめてみました。
今回は「耳をすませば」の内容を要約し、雫と聖司の恋の結末までをネタバレします!
Contents
「耳をすませば」あらすじを簡単に短く要約して紹介!
「耳をすませば」のあらすじはこちら
月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。その少年こそが「天沢聖司」であった。雫は聖司に惹かれながらも、将来の進路や未来、そして自分の才能にもコンプレックスと焦りを感じていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。
この物語は中学生の恋愛を映し出しているだけではなく、その背景にある受験や夢に向かって突き進む思春期独特の感性が描かれています。
聖司に心を動かされた雫が、必死に小説を書く姿は思わず胸を熱くして見てしまいました。
また、中学生であるのに、すでにしっかりとした信念を持つ聖司はとてもかっこよく、憧れの男子そのものなんです。
「耳をすませば」の内容をネタバレ
ここからは「耳をすませば」のネタバレをご紹介。
天沢聖司はどんな人だろう?
中学3年生の月島雫は、受験生でありながら自分の進路について真剣に考えていません。
それより、大好きな本を図書館で読むことに熱中していたのです。
ある日、雫は自分の借りる本の図書カード全てに「天沢聖司」という人物の名が書いてあることに気づきます。
自分と似たような感性を持つ天沢聖司はどんな人だろう?と心ときめかせるのです。
その後、雫は友人の夕子へカントリーロードの訳詞と替え歌を披露するなど、学生ならではの楽しい時間を過ごしていました。
2人が帰ろうとした頃、ベンチに借りた本を忘れたことに気が付いた雫は慌てて元の場所へと駆け寄ります。
すると、そこには雫の借りた本を読む知らない男の子の姿が…
そして、その男の子は雫の替え歌に対して嫌味を言ってきたのです。
見ず知らずの男の子に自分を馬鹿にされた雫は、憤慨し帰宅するのでした。
バロンとの出会い
夏休み、雫は図書館へと向かうため電車に乗車。
すると、まるまると太った猫が電車の中へと入り込んできたのです。
猫のことが気になった雫は、後を追いかけることに。
そして、猫を夢中で追いかけた雫がたどり着いたのは「地球屋」というアンティークショップでした。
そこには「バロン」という骨董品の猫の置物があり、雫の心を揺さぶります。
「地球屋」の店主である老人と店にある骨董品などの話を聞いていくうちに、すっかり店主と打ち解け仲良くなった雫。
すると、雫の元へあの時の少年が現れたのです。
またしても男の子は雫をからかうような言葉をかけ、雫を怒らせるのでした。
少年の名は天沢聖司
夏休みが明け、天沢聖司の事が気になる雫は教師から聞き出そうと試みますが、あっさりと分かってしまいそうな気配を感じ、その場から逃げだします。
また、雫は夕子の好きな相手に告白されるという、ショックな状況に落ち込みます。
そんなやり切れない思いを抱えた雫は「地球屋」へと向かうのでした。
しかし、「地球屋」は開いておらず、残念な気持ちになっていた雫の元へあの少年が現れたのです。
少年は「地球屋」の店主の孫であるということがわかり、店を開けて雫を中へと入れてくれました。
店の地下で、少年はバイオリン職人になるために修行していると知った雫は、少年にバイオリンを弾いて欲しいとリクエスト。
それなら、カントリーロードを歌ってほしいという少年の条件に、雫は答えることに。
初めは恥ずかしがって歌っていた雫でしたが、その後大きな声へと変わり楽しいセッションとなります。
雫と聖司の微笑ましい様子に、帰宅した店主とその友人たちも加わり、ちょっとした合奏へとなりました。
演奏後、雫はその男の子の名が天沢聖司であることを知るのです。
イタリアへ旅立つ聖司に衝撃を受けた雫は…
次の日、学校で聖司から呼び出された雫は、彼がバイオリン製作の修行のためイタリアへ行くことを知らされます。
受験生であるのに勉強が見に入らず、好きな本ばかり読んでいる自分にとは全く違うベクトルにいる聖司に、雫は大きな衝撃を受けるのです。
聖司が夢に向かって頑張る姿に、焦りを感じた雫は小説を書くことを決意。
雫は地球屋の店主から、猫の置物「バロン」を主人公にした小説を書くことの許可をもらい、さっそく小説作りをスタート。
ある日、図書館で小説を書いている雫の元に聖司が現れ、翌日にイタリアへ旅立つ事を聞かされます。
2人は互いに頑張ることを告げ、別れました。
それから、夏から冬へと季節が移り変わりますが、雫の小説は完成しないままでした。
そして、小説を書くことに没頭するあまり受験勉強がおろそかになった雫は、親が学校へ呼び出される事態へまで発展。
そのことで、姉と口論となった雫は「高校に行かない」と叫び、より反抗的になってしまいます。
一方、父親は雫を怒るのではなく、最後まで小説を書き上げるよう背中を押し、娘を見守るのでした。
聖司の行動力は本当にすごいですね。
中学3年生で将来に対してここまで真剣に向き合っている人に出会えたら、確かに運命が変わっていきそうです。
「耳をすませば」の結末・ラストシーンは?
ようやく小説を書き上げた雫は「地球屋」の店主の元へと駆け寄り、小説を読んでもらうことに。
店主は小説を読んだ後、感想を述べてくれますが、雫は自分に足りないものが分かっていました。
書いてみたからこそ分かったのです、自分にはもっと勉強が必要であることが。
雫は帰宅すると、母親に受験生に戻ることを告げました。
自分の気持ちが整理できた翌朝、ふと窓の外を見ると、そこには聖司の姿が見えました。
聖司は内緒で帰国を一日早め、雫に会いに来たのです。
慌てて外へ出てきた雫を聖司は自転車に乗せ、秘密の場所へと向かいます。
途中急な坂道で雫を乗せたまま必死に登ろうとする聖司に、「荷物になりたいわけじゃない」と雫が宣言。
根負けした聖司は雫に自転車を押してもらうことに。
そうして到着した場所は、自分たちの住む町が一望できる所でした。
聖司はここから見える朝日を雫に見せたかったのです。
朝日を見ながらお互いの近況を話し合った後、聖司は「雫!俺と結婚してくれ」とプロポーズ。
雫はプロポーズを素直に受け入れ、大喜びした聖司は雫を抱きしめ「雫、大好きだ!」と叫ぶのでした。
夢のある2人の初々しい姿は本当に素敵ですね。
最後のプロポーズに喜びの叫びは胸キュンすぎます!
この歳で結婚まで見据えちゃうなんて、やっぱ聖司は先読み人生派なのでしょうか?
雫の「荷物になりたいわけじゃない」という自立した女性を目指すような発言も素敵でした。
大人になった2人の姿を見てみたいという気持ちが高ぶってきます。
耳をすませばのあらすじ要約とネタバレ結末!雫と聖司の恋に胸キュン!まとめ
「耳をすませば」のあらすじを要約し、ネタバレを結末までご紹介しました。
雫と聖司の恋は最高に爽やかで胸キュンした方も多かったのではないでしょうか?
戻れるならこの時代に戻ってみたい!と思わせる純粋な恋愛模様は本当に素敵でしたね。
「耳をすませば」は何度見ても爽やか気持ちにさせられる、最高の映画です!
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