あゝ荒野ネタバレの前編後編!ラストシーン死の謎を原作から考察!

あゝ荒野ネタバレ

菅田将暉さん主演の映画、あゝ荒野のストーリーをネタバレありでご紹介しちゃいます。

あゝ荒野は、2017年10月に前編と後編の二部作で上映されました。

でも、ラストシーンの死の謎がどういうことなのかわからない、なんて人もいるのではないでしょうか。

そこで、前編と後編それぞれのストーリー紹介と、ラストについて原作から考察もしていきます。

原作は1966年刊行と少し古い小説ですが、大胆に改変された映画のストーリーをネタバレしつつ、ラストの謎を考察しようと思います。

「あゝ荒野」ネタバレ前編

 

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#映画記録 #あゝ荒野

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あゝ荒野の前編からネタバレしていきますが、まずメインの登場人物をご紹介します。

新宿新次(沢村新次):菅田将暉

バリカン健二(二木健二):ヤン・イクチュン

曽根芳子:木下あかり

京子:木村多江

片目(堀口):ユースケ・サンタマリア

馬場:でんでん

二木健夫:モロ師岡

マコト:萩原利久

恵子:今野杏南

川崎敬三:前原滉

新次の境遇

舞台は2021年の新宿歌舞伎町。

社会奉仕プログラムという、奨学金の返済を減らす代わりに徴兵される制度ができつつあり、それに反対するテロやデモがそこかしこで起きています。

 

新次は、元自衛隊の父親が自殺したことで母親に捨てられ、孤児院で育てられました。

孤児院で出会った劉輝と共に高齢者にサギを行ったりしていましたが、仲間の裕二達に襲われてしまいます。

その時に劉輝は重傷を負って半身不随となり、キレた新次はナイフで裕二達を次々に切りつけ少年院に入ることになります。

新次は裕二に深い恨みを持ち、いつか復讐してやると心に決めるのでした。

二木健二の生い立ち

健二は自衛隊員の父、健夫と韓国人の母から生まれました。

母親の死をきっかけに日本にやってきましたが、内気な性格でしゃべるときにどもってしまう吃音と赤面症に悩まされていました。

理髪師として理容店で働いていますが、父親に暴力を振るわれ、給料もほとんど父親に奪われていました

新次と健二の出会い

出所した新次は、星雲ボクシングジムで練習している裕二を見つけます。

早速殴り込みにいきますが、あっさりと返り討ちにあい、ジムから放り出されます。

たまたまジムのそばでティッシュ配りをしていた健二は新次を介抱していると、そこにうさんくさい雰囲気の男が現れ、二人を飲みに誘います。

 

男は堀口と名乗り、海洋拳闘クラブを開くからボクシングをやらないかと勧誘してきました。

堀口は元プロボクサーで、片目のケガにより引退しており、新次は堀口を片目と呼ぶようになります。

家も仕事もないからと渋る新次と、内気さゆえに悩む健二。

 

そのあと新次はとある店で芳子と出会い関係を持ちますが、有り金をほぼすべて奪われてしまいます。

芳子は売春しては男から金を盗んでいたのです。

困った新次は海洋に転がり込みます。

一方健二は父親からの酷い暴力に耐えかね、家を飛び出し海洋にやってきました。

ボクシング生活の始まり

新次は健二をアニキと呼び、二人でジムで暮らし始めました。

どこか似た境遇の二人は急速に仲良くなっていきます。

健二は理容室で働き、新次は片目が紹介してくれた高齢者の介護施設で働くことになりました。

そして仕事の合間にジョギングなどの基礎練習をし、筋力と体力をどんどんつけていきます。

 

戦闘的で素早い新次と動きは鈍いが一撃が重い健二は、二人ともプロテストに合格しました。

片目は二人に「新宿新次」と「バリカン健二」というリングネームをつけます。

プロテスト合格を祝うために訪れた店で、新次は芳子と再会。

当初は怒っていた新次ですが、二人は恋人となり、芳子は売春を辞めました。

二人のデビュー戦

プロになった二人は馬場というコーチがつき、厳しく鍛えられます。

そしてデビュー戦を迎えますが、健二は怖くて目をつむってしまい、KOされて負けてしまいました。

続いて新次の試合が始まりましたが、応援席に自分を捨てた母親の京子がいることに気づき、くすぶった感情のまま相手にぶつかっていき、見事勝利を収めます。

 

京子は新次に声をかけますが、新次は答えずにその場を去りました。

その後も新次は次々と勝ち進んでいきますが、劉輝がすでに裕二を和解していることをしり、新次は怒りを覚えます。

自殺防止の会

親友の自殺を目撃したマコトは、自殺防止の会に興味を持ち、そこで川崎と恵子に出会います。

川崎は弟を自殺で亡くしており、顔認証で攻撃する自殺用ドローンを持っていました。

 

自殺防止の会の活動中、マコトは健二の父親の健夫と知り合います。

健夫は健二が出ていってしまったことで金もなく生きる気力を失くしていました。

そこで川崎は、健夫のような自殺志願者に衣食住を与えることで思いとどまれるか試すことにします。

しかし、川崎は健夫たち自殺志願者に公開自殺をするよう誘導します。

じつは川崎の弟は生きており、死に魅入られていたのは川崎本人だったのです。

どんなに追い詰めても死のうとしない自殺志願者たちに業を煮やした川崎は、自殺用ドローンに自分を攻撃させ、川崎は死んでしまいます。

その様子はネット配信され、ニュースにまでなります。

荒れる新次

そのころ新次は次の試合に出場しますが、ベテラン相手に苦戦を強いられます。

しかし、客席に裕二をみつけたことで奮起し、対戦相手を挑発してカウンターを浴びせ倒します。

気絶した相手をさらに殴り続けた新次は、その勢いで裕二に向かい、次はお前を殺すと高らかに宣言するのでした。

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「あゝ荒野」ネタバレ後編

あゝ荒野後編をネタバレありでご紹介します。

裕二との対戦

新次と健二は厳しい練習を続けていましたが、勝ちを重ねる新次に対し、健二はなかなか勝てませんでした。

気の弱い健二は、ガンガン相手に向かっていく新次に憧れを抱くようになり、なんとか追いつきたいと必死です。

 

そんなある日、健二は一人の妊婦が破水しているところに行きあい、彼女を助けます。

その妊婦は自殺防止の会の恵子で、川崎の子供を妊娠していたのでした。

残念ながら赤ん坊は亡くなってしまい、健二はやるせない気持ちになります。

 

一方マコトは、健夫に付き添い病院にいました。

健夫はガンを患ったうえに両目を失明していたのでした。

 

そんな中、新次と裕二の対戦が決まりました。

より一層練習に熱が入る新次でしたが、利益のでない海洋拳闘クラブを閉める動きがありました。

ついに裕二との対戦の日になり、新次はすべてを出し尽くし激闘を繰り広げます。

ケンカのような殴り合いになりますが、結果は判定でなんとか新次が勝利します。

しかし、新次は喜べませんでした。

こんなものなのか、と新次の心は満たされませんでした。

健二との別れ

新次と裕二の試合を見ていた健二は、自分も新次と闘いたい、自分も新次からの注目を浴びたいと思うようになります。

同じジムにいたのでは、対戦することはできないため、健二は大手の山寺ジムに移籍します。

新次と闘うという目標ができた健二は、今までと打って変わって試合でも勝てるようになりました。

 

そんな健二に、以前助けた恵子が接近し、健二と関係を持とうとしてきます。

しかし健二は「あなたとは繋がれない」と恵子を拒否します。

健二が繋がりたいと思うのは新次だけなのです。

 

一方、健二がいなくなり寂しさを感じていた新次ですが、さらに恋人の芳子まで去ってしまいます。

結局新次にとって一番大事なのは、自分ではなくボクシングなのだと感じていたからです。

芳子は勤めていた店も辞め、まったく連絡がとれないようになりました。

生まれて初めて愛することができた芳子に振られ、新次は深く傷つきます。

さらに孤独の中新次は海洋が無くなることを知り、生きる意味を見失ってしまいました。

健二との対戦

無気力に生きていた新次ですが、健二との対戦がきまったことで再びボクシング漬けの生活に戻りました。

お互いに対戦に向けて練習を重ねます。

ジョギング中に見かけても無視する二人、新次は健二を敵として意識しているのです。

 

新次と健二の試合の日、健二の父親健夫はマコトに連れられ、試合を見に来ていました。

今や健二の方が有名になっており、多くの観客が集まっています。

健二が孤独から脱するために自分とボクシングを通して繋がろうとしていることを新次は感じていました。

思い通りになるものかと決意する新次。

ついに試合が始まります。

第1ラウンド、第3ラウンドと健二のパンチが新次を襲い、ダウンを奪うなど健二が優勢でした。

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「あゝ荒野」ラストシーンをネタバレ

ただ拳を交わしあいながら、新次は生きている実感を味わっていました

しかし、途中から健二は殴る気力が失せたかのように、ただ新次の拳を受け止めるだけになります。

新次から受けるパンチの数を数えながら拳を受け続ける健二。

一方的な展開ながらどこか嬉しそうな健二は、新次の拳を受けリングに倒れます。

ゴングが試合の終わりを告げます。

 

その後控室で横たわる誰かの体にシーツがかけられ、医師が死亡診断書を書いています。

その名前は二木健…。

呆然とした新次。

ここで映画は終わります。

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「あゝ荒野」原作からラストシーンを考察

あゝ荒野のラストで亡くなったのは誰だったんでしょうか?

死亡診断書には二木健まで書かれており、健二の父親は健夫です。

えっ、どっちなの?って感じですよね。

これ、原作では最後「二木健夫(20)」と書かれていて、原作でもどっちかわからないんです。

 

これが健二はみんなに名前も覚えてもらえてなかったという表現なのだとしたら、死んだのは健二ということになります。

小説では健二は映画ほどボクシングで活躍していませんし、みんなアニキやバリカンと呼んでいるからです。

 

映画でも最後に遺体が置かれているのが多分控室なので、健二でしょう

観客である父親だとしたら医務室に置かれると思うので。

 

健二は試合を通じて新次と繋がることを望んでいました。

殴られながらもパンチの一つ一つが、新次との絆のように感じていたのではないでしょうか。

新次も健二との試合の中で生きている充実感を得たことで、この後もボクシングと生きていくと思います。

健二の死によって二人の生きざまが浮き彫りになる、そんなラストですね。

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あゝ荒野ネタバレの前編後編!ラストシーン死の謎を原作から考察!まとめ

あゝ荒野の前編と後編をネタバレをありでご紹介してきました。

ラストの謎についても原作から考察してみましたが、みなさんはどう思いますか?

生きること、生きる意味について真正面から描いた、あゝ荒野。

見終わった後、自分の生き方についても考えてしまうような素晴らしい映画だと思います。

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