2001年のシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から2011年のシリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで8作品ある映画ハリーポッターシリーズ。
関連作である『ファンタスティック・ビースト』シリーズも好評で、いまだに根強い人気を誇ります。
ハリポタ世界の魅力の一つが、ホグワーツ魔法魔術学校などで学ぶ呪文の数々です。
ハリーとヴォルデモート卿の戦いの中で、数多くの呪文が唱えられますが、生活に役立つものもあれば実戦向きのハードなもの、またこれは最強だと言えるものもあります。
今回は実戦向きの強い呪文と、その中でも気になる最強呪文を見ていきましょう!
Contents
ハリーポッター呪文最強は何?ベスト10
それでは、ハリーポターの呪文で最強は何か、早速上位から見ていきましょう!
1位:アバダ・ケダブラ「息絶えよ」
ダントツの1位はアバダ・ケダブラ。
文字通り一瞬で相手の命を奪う呪文で、反対呪文が存在しないため、防御不可能となっています。
実はあまりにも強力で非道な呪文のため、人間に使うことは禁止されている「許されざる呪文」です。
シリーズを通してのラスボスであるヴォルデモートはこの禁忌呪文を多用しているのですが、本当に非道な輩であることがよくわかります。
2位:クルーシオ「苦しめ」
かけられた人が死んだ方がマシだと思うほどの苦痛を与える呪文です。
こちらも強力な呪文なので、「許されざる呪文」のひとつ、恐ろしいですね。
3位:エクスペリアームス「武器よ去れ」
かけた相手の杖や武器、また持っているものなどを強制的に吹き飛ばす、いわば武装解除させる呪文です。
ハリーやロン、ハーマイオニーたち主役チームが得意とする魔法のひとつで、武器を手放させるだけの地味な呪文ながら、相手は手元に杖がないと攻撃しかけられないため無力化できる、意外と強力な呪文です。
ただ、無言呪文の使い手には効果がないので、本当に熟練した強い敵には通じないという点が残念です。
4位:ステューピファイ「麻痺せよ」
呪文をかけた相手を失神させることができる呪文です。
ヴォルデモートとの争いが深刻化してきたシリーズ後半に登場してきた魔法で、失神させられると「気つけ呪文」をかけてもらうか、一定時間の経過を待たないと失神から状態から醒めることができません。
ハリー陣営も、威力の強いこの魔法を特訓したり、戦いがシリアスになってきたことを伺わせます。
5位:セクタムセンプラ「切り裂け」
かけた相手の身体を切り裂く効果の呪文です。
シリーズを通して重要な役割を果たす半純血のプリンスこと、セブルス・スネイプがホグワーツ時代に開発した魔法のひとつで、十八番とも言えるもの。
まともに食らってしまうと、生死に関わる呪文ですので、大変強い呪文だと言えましょう。
6位:ペトリフィカス・トタルス「石になれ」
かけられた相手は金縛りにあい、全身を動かすことができなくなる呪文です。
4位のステューピファイと違い、かけられても意識や思考は保たれますが、声を出せなくなるため呪文をかけられず、相手を無力化することができます。
7位:インペリオ「服従せよ」
かけられた相手は、呪文をかけた人間の言いなりになってしまう服従の呪文です。
3つある「許されざる呪文」の最後のひとつであるインペリオですが、こちらはかけられた人が強い意志を持っていれば、言いなりにならずに抵抗することができます。
8位:プロテゴ「護れ」
一部の呪文を除いて、ほぼ全ての呪文や物理的な攻撃から防ぐことのできる防御呪文です。
人だけでなく、建物全体などにもかけることができます。
護身用として非常に強力かつ幅広い対象をカバーできる最強の防御呪文なのですが、習得が難しいのが玉に瑕。
9位:レダクト「粉々」
対象物を粉々にする呪文ですが、人にかけることはなく、物体を粉々にする効果があります。
戦いだけではない色々なピンチの場面でも汎用性が高く、使い勝手の良い呪文とも言えそうです。
10位:エクスペクト・パトローナム「守護霊よ 来たれ」
ハリー・ポッターといえばコレ!という有名呪文「エクスペクト・パトローナム」。
イギリスの版元が調査した読者が好きな呪文でも堂々第1位に輝いています。
内容はというと、幸せな記憶を思い浮かべると守護霊が呼び出され、吸魂鬼(ディメンター)を追い払うことができます。
上級者となると、守護霊に伝言を託したり、使い道が広がりますが、基本的にはディメンターを追い払いに特化しており、有名な割に、使い道が狭いのが残念ですね。
ハリーポッター最強の呪文使用はリスクあり?
最強呪文であるアバダ・ケダブラ。
即死呪文であり、反対呪文が存在せず、プロテゴなどの防御呪文も通用しないという特徴があります。
当然、魔法界では人に使うのは禁止され、使用した場合には、北海の孤島に建つ魔法界の刑務所「アズカバン」での終身刑となります。
アズカバンでは人の幸福な気持ちを吸い取るディメンターが看守を務めるため、囚人は気力を奪われ、脱獄は不可能とされ、さらに獄死も多く非常に過酷な環境です。
ただし、ヴォルデモート一派は魔法界を掌握していくので、投獄されることもないため、禁忌呪文だとしても別段その場で自分の身に呪いが返ってくることなどもないため、バンバン使えます!
ただし、最強呪文なだけあってアバダ・ケダブラを使うためには強大な魔力が必要で、魔力がないもの、また未熟なものが使っても効果はないですが、ヴォルデモート自身が最強の闇の魔法使い。
これはヴォルデモートとしては、使わない手はないですね。
ハリーポッターの最強呪文に勝てるのは愛?
反対呪文もなく、最大の防御魔法プロテゴも効かないアバダ・ケダブラ。
幼い頃に使われたのにも関わらず、生き残った人物こそが、ハリー・ポッターに他なりません。
ハリーを守った魔法とは、なんと『愛』。
ハリーの両親であるリリーとジェームズが殺された晩、母親のリリーが息子を守ろうと思ったとてつもなく深い愛が即死魔法をはねのけ、母の犠牲でハリーは生き残り魔法界の特別な存在となります。
その時にハリーの中にヴォルデモートの魂の一部が入り込み、図らずとも生ける分霊箱となったり、最初の杖選びでもヴォルデモートの兄弟杖を選んだり、深い因縁が始まるのですから、ハリーとヴォルデモートの対決は必然といえましょう。
ハリーポッター呪文最強はエクスペリアームスorアバダケダブラ?まとめ
ハリーポッター世界で数多ある呪文の中で最強呪文は何かを見てきました。
一番有名なエクスペクト・パトローナムは意外と威力が弱く、やはり最強の闇の魔法使いヴォルデモートが使いこなすアバダ・ケダブラが最強という結果になりました。
楽しいムードの1作目から、どんどんシリアスになっていく最終作まで、イギリスの名優を多数投入し、また亡くなってしまったダンブルドア先生を除いて同じキャストで続けられた幸せなシリーズ。
お時間がある時にまとめ見しているのもいいのではないでしょうか。
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